レッツノートとは?
レッツノートは、パナソニック コネクト株式会社が販売するノートパソコンの名称です。
みなさんご存知の通り、販売当初から品質が高く、頑丈で、長時間使用する事を想定された歴史あるモバイルパソコンとして世の中に提供され、幅広いモデルを取り揃えています。
パナソニック コネクト株式会社のレッツノート
レッツノートを検討時に課題となる「価格」
レッツノートの購入を検討する理由は様々かと思われますが、購入検討段階で一番感じることは「他社のパソコンと比較すると価格が高い」という点が挙げられます。
なぜレッツノートは高いのでしょうか?
私が過去にユーザーとしてレッツノートに対して感じた経験と、現在勤務している会社でレッツノートと連携したセキュリティソリューションを販売している経験から「レッツノートはなぜ高いのか?」に対してのひとつの答えを探っていきたいと思います。
20年前のモデルでも動作したレッツノート
私が学生の頃に初めて購入したノートパソコンは、当時はソニー(現:VAIO株式会社)が販売していたバイオノートでした。
ノートパソコンでは斬新な濃いパープル色(勝色とも言われる)を採用しており、“デザインがとにかくカッコ良いパソコン”という記憶があります。
社会人になり購入した2台目のパソコンが、当時は松下電器株式会社が販売していたレッツノートでした。
「Let’snote CF-R1」というB5サイズノートのモデルで、当時はまだパソコン本体が大きくてバッテリーの持ちが悪いという課題がある中で、圧倒的に小さく軽くバッテリーが長持ちする高品質なモバイルパソコンとしてリリースされました。
社会人1年生でレッツノートを新品で購入できる余裕が無かったため、知り合いから中古で購入してレッツノートのオーナーになることができました。
実際にレッツノートCF-R1を使用してみた感想としては、とにかく軽くて持ち運びやすい。重量は960gという驚異的な軽さも兼ね備えつつ、性能もCPUは当時主流のPentium IIIを採用しており高速に動作しました。
その後も幾つかのメーカーのパソコンを利用していましたが、レッツノートの品質の良さは現在でも私の自宅に眠るCF-R1が、20年間の時を経過した今でもOSまで起動するという点が証明しています。
Let’snote CF-R1で起動したWindows XP
レッツノートは端末が紛失してもセキュリティ対策で安心
ワンビ株式会社とパナソニック コネクト社は、パソコンのセキュリティ対策製品を共同開発しています。
ワンビはパソコンの紛失や盗難時に遠隔ロックおよび遠隔消去が可能なリモートワイプ製品を取りそろえているセキュリティソフトウェアメーカーです。
リモートワイプを利用することで、万が一の場合にも情報漏えいを防止して個人や会社の信用を守ることができます。
その中の1つに、レッツノートに対応した「TRUST DELETE パナソニック版」を提供しています。
TRUST DELETE パナソニック版はレッツノート向け(一部タフブックも対応)の専用製品としてパナソニック コネクト株式会社と共同開発しています。
TRUST DELETE パナソニック版をご利用頂くと、テレワークなど外出時にレッツノートを万が一紛失してしまった場合も、遠隔命令で操作ロックやデータ消去することが可能です。位置情報も把握することが可能です。
パナソニック版の最大の特長は「パソコンの電源状態に関わらない」という点です。
レッツノートのOSが未起動かつインターネットに接続ができていない状態(電源OFFでもスリープモード)であっても、レッツノートの位置が携帯電話の電波が届くエリアであれば、遠隔からロックやデータ消去が可能となります。
この様にPC紛失時というセキュリティ機能の1つに対しても、レッツノートではこだわりをもって世の中に送り出していることを感じています。
レッツノートならPCの状態に関わらず遠隔命令でロック・消去
パソコンの紛失・盗難対策に関するコラムをまとめたホワイトペーパーを公開
情シス担当者を中心に年間約6万人が訪れている人気コラムの中で、パソコンの紛失・盗難に関するコラムをめとめた総集編を提供しています。
レッツノートは端末の運用終了後も情報漏洩対策ができる
更にレッツノートでは、端末の運用終了後のセキュリティ対策をすることができます。
昨今世の中を騒がせている情報漏洩は、不正アクセスなどの問題が多く取り上げられていますが、実はPCなどの使用した後に適正な処理をしないまま廃棄やリース返却する事による情報漏洩についても注目されています。
総務省では神奈川県庁の事件を1つのきっかけとして、「地方公共団体における情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」を改訂し、情報資産の適正な処理を求めています。
具体的にはソフトウェア消去・磁気消去・物理破壊など、端末に保存されていたデータが復元困難な状態となるようにデータ消去することをガイドラインでは求めています。
パナソニック コネクト社とワンビで共同開発したTRUST WIPEでは、PCの安全・安心な廃棄・返却をおこなう事ができ、データ消去後には第三者機関のデータ消去証明にも対応しております。
世の中の殆どの方が存じあげないような細かなセキュリティ対策まで、しっかりとカバーできていることもレッツノートの1つの価値だと考えています。
(関連リンク)
なぜレッツノートは高いのか?その答えとは
こうして仕事でもパナソニック社と関わっていると、常にレッツノートに対するこだわりを感じることができます。
レッツノートの最大の特長は、他社パソコンメーカーであれば提供していないような機能やサービスを高品質というこだわりを持って提供し、それを実現する為に研究開発し続けていることです。
つまり、レッツノートの価格が高い理由は「コンセプトの高品質を提供するために、ひとつひとつの機能やサービスへの研究開発に妥協することがない」からだと感じています。
弊社のTRUST DELETEをクライアント様に提案していると、パソコン購入も一緒に検討されているお客様も少なくなく、TRUST DELETE パナソニック版をおすすめすると「レッツノートは高いんだよね…」というお返事を頂くことがありますが、その様な話があった時の答えのひとつとして、次のようにお客様にはお伝えています。
「パナソニックのレッツノートは他社メーカーに負けない研究開発投資を行い、高品質で素晴らしいパソコンを販売しています。価格の高さは高品質の裏返しですよ。」
ロック・消去命令後も状況を確認する事ができるセキュリティ機能がある
レッツノートの盗難・紛失時のセキュリティ対策「TRUST DELETE パナソニック版 Plus」とは
最後に、TRUST DELETE パナソニック版 Plusをご紹介します。
盗難・紛失したパソコンに対して、管理サーバーからNTT ドコモ回線のSMS(ショートメッセージ)を経由してセキュリティ命令をプッシュ送信し、パソコンが電源オフ・休止状態・スリープであっても、強制的に起動し、命令を実行します。
データ消去後は、データ消去証明書を発行することができます。
第三者機関ADECにより消去ソフトウェアが認定されているため、データ適正消去実行証明協議会(ADEC)の「データ適正消去実行証明書」を発行できます。
最後に
パナソニック コネクト株式会社とワンビ株式会社では、レッツノートユーザー様の盗難・紛失事故時の情報漏えいを守り続けています。
「TRUST DELETE パナソニック版 Plus」の詳細に関しては、パナソニック コネクト株式会社またはワンビ株式会社のWEBページをご覧ください。
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