横浜市立大学附属病院、個人情報管理の煩雑さとメール誤送信による情報漏洩

会社名 横浜市立大学附属病院
株式情報 非上場
漏洩種別 流出
漏洩対象  メール
漏洩場所 社外
漏洩内容 氏名/生年月日/症例等
漏洩件数 3,411件
漏洩日時 2019/7/24、25
発表日時 2019/8/5

横浜市立宇内病院にてメールの誤送信による個人情報流出。同院の泌尿器科にて、臨床研究の調査を実施していた過程で患者情報の含まれるExcelデータを添付したメールを研究に関係する医師らに送信する際、操作ミスによりアドレスに数字表記のあるものの数字にずれが生じており、2件意図せぬ宛先不明のアドレスに送信し、個人情報が流出した。

同院の研究倫理委員会にて研究計画書に定められた匿名化を守らず、また、個別に必要な情報だけ他院と情報をやり取りすべきところ他院の患者情報を含め一斉送信をしていたという。宛先不明のアドレスに対しお詫びと当該メールの削除、返信の依頼を行っているが、現時点で返信はない。関係病院の協力を受け患者全員に対し事情の説明とお詫びの文書を発送している。