国立感染症研究所、公的機関装う不審メールに注意喚起

発表日時2020/2/26

国立感染症研究所及び類似した機関をかたるフィッシングメールが確認され、国立感染症研究所が注意を呼び掛けている。確認されたのは、「新型コロナウイルスの感染予防策について」という件名で送信されており、署名が「国立感染症予防センター」、本文には新型コロナウイルス関連肺炎が流行しているとして対策方法の確認と称してフィッシングサイトへ誘導する文章が記載されている。

同研究所は「国立感染症予防センター」なる組織は存在せず、また同研究所ではメールを用いた一般人への情報提供は一切行っておらず情報公開はすべてWebサイト上で行っており、情報セキュリティ教育では「詳細は添付ファイルで」という内容のメールを出さないよう指導しているという。このようなメールを受け取った際は添付ファイルやURLは開かずメールごと削除するよう注意を呼び掛けている。