- 元記事:新型コロナウイルスに乗じた犯罪
- 元記事:「Emotet」と呼ばれるウイルスへの感染を狙うメールについて
- 元記事:【更新】新型コロナウイルス関連情報を装うマルウェアや詐欺メール
- 元記事:新型コロナウイルス(COVID-19)とサイバー犯罪、そしてテレワーク時のセキュリティ
- HP:一般財団法人日本サイバー犯罪対策センター
- HP:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
- HP:株式会社カスペルスキー
発表日時2020/1/30、2/4、10、3/9
新型コロナウイルスの話題に乗じた詐欺やサイバー攻撃が確認され、各所が注意を呼び掛けている。日本では運送業系企業、ショッピングサイトを装ったマスクの無料送付や商品紹介といった内容のフィッシングメール、保健所や国立感染症研究所、それらに類似した機関からの予防対策のお知らせなどを装った攻撃メールが確認されており日本サイバー犯罪対策センターや情報処理推進機構が注意を呼び掛けている。
日本に限らず世界中でコロナによる混乱が見られている現在、海外でも多くのコロナに乗じたフィッシングやサイバー攻撃が確認されている。カスペルスキーによると、米国疾病管理予防センターやWHOからの連絡を装うフィッシングメールや、コロナ関連情報を装う文書や動画に見せかけたマルウェアが含まれたファイル、コロナ対策の支援の寄付サイトを装う詐欺サイトも確認されているという。また実在する米国の疾病予防管理センターなどの施設をかたったビットコインで寄付を募るフィッシングメールも確認されている。
詐欺の被害や個人情報の流出、悪意あるプログラムのダウンロードにつながらぬよう、受け取ったメールで気になる商品や情報があった場合もメール記載のURLや添付ファイルは開かず、公式サイトを自身で検索しそこから購入・情報取得をする、ダウンロードしたファイルの拡張子の確認をするなど対策を行うよう注意を呼び掛けている。