発表日時2020/3/30
「iCloudカレンダー」の正規機能を悪用しフィッシングサイトなどへ誘導する攻撃手口が確認され、情報処理推進機構が注意を呼び掛けている。確認されたのはiPhoneのカレンダーからウイルス感染しているという通知が出る、身に覚えのないイベントが入ってるというものであり、イベント内にはURLが記載されている。誘導先のサイトでは不審なアプリのインストールへの誘導や、個人情報の入力が促され窃取される可能性がある。この手口はiCloudカレンダーの共有機能や出席依頼機能を悪用していると考えられる。身に覚えのない参加依頼はスパム報告、共有カレンダーの場合はカレンダーの削除を行い、安易に参加や欠席などをタップしないよう、カレンダーやSNSに記載のURLを安易に開いたりしないよう注意を呼び掛けている。