LINE、モニタリングによる投稿非表示件数を公表

発表日時2020/7

LINEにて「LINE Transparency Report」の一環として、同社が提供をしているサービスの一部である「LINEタイムライン」「LINEオープンチャット」「LINE BLOG」「LINE LIVE」の2019/4/1~2020/3/31までの投稿削除申告に関する対応状況を公開した。当該期間、名誉/プライバシーの損害にて削除申告を受けた件数は157件であり、そのうち要望に応じた件数は91件であった。
同社は、法令やサービスの利用規約に反する投稿に関して、監視システムによる機械的な確認および人の目によるチェックを行っており、該当投稿が利用規約違反かを判断し、違反が認められる場合には当該投稿を非表示にしている。投稿者に直接連絡し、削除を依頼しすることもあり、悪質と判断される場合には投稿したアカウント自体を停止または削除する可能性もある。

利用者からの申告件数は、157件であったが、2019年下半期、上記サービスを含む同社が提供するサービスに関し、モニタリングによる投稿の非表示件数は合計 19,526,857 件であったと公表された。なお、LINEの通常のトークについては、ユーザが通報機能などを用いて暗号化されていない状態の情報を同社に送付しない限り、トークの内容を確認することができないため、通報を受けたトークの対処状況に関してはこのレポートの対象外となっているが、前年と比べると約8.5%の増加となっている。同社は今後もレポートは今後も定期的に更新していく予定としている。