日本サイバー犯罪対策センター、商品検索の上位に表示される悪質サイトに注意喚起

  • 元記事:詐欺サイト等悪質なショッピングサイトに関する注意喚起
  • HP:日本サイバー犯罪対策センター
  • 発表日時 2017/12/21

    商品検索した際に検索サイトの上位に表示される悪質サイトが確認され、日本サイバー犯罪対策センターが注意を呼び掛けている。
    このような悪質サイトの多くは商品検索で上位に表示されるよう細工され、そのリンクにアクセスすると、悪質サイトに転送される。ユーザが気づかずに購入代金を支払っても、商品が届かないだけでなく、個人情報やクレジットカード情報などを盗取される恐れもある。このような被害を避けるためにもセキュリティ対策ソフトの利用や、OSやソフトウェアを常に最新の状態にしておくなどの対策を行うことを推奨している。
    その他にも注意点として、ドメインやURLが自分の意図しないサイトに転送されていないか、URLのトップレベルドメイン(TLD)が見慣れないTLDになっていないか、法律で記載が義務付けられているサイトへの事業社の名称や住所、電話番号、代表者名や責任者名などがきちんと記載されていて不審な点がないか、サイトの日本語に不自然な日本語の記載はないか、ログインや会員登録の際のブラウザ上部に暗号化を意味するhttpsが使用されているか、支払い方法の説明の記載と実際の決済画面の支払い方法に違いはないか、
    などを購入の前に確認するよう呼び掛けている。