第4回 セキュリティ用語 その4
【フィッシング(Phishing)とは】
実在する会社のウェブサイトにそっくりな偽のページに誘導し、個人情報を入力させ窃取する
最近のフィッシングメールは見ただけじゃ偽物だと判別するのが難しくなっている
【スミッシングとは】
携帯電話などのSMS(ショートメッセージサービス)を利用したフィッシング
SMSを使用するため主にスマートフォンやタブレットがターゲットである。
【バックドア?Backdoor?とは】
通信の際に、正しい経路や手順を経ずに侵入するために設けられた接続経路のこと
攻撃者がPCに侵入した際に、次回から気づかれないように侵入するための裏口が設置される
バックドアが作られると、気づかないうちにゾンビマシン化やボットを仕込まれる可能性も
【ゾンビマシン(ゾンビPC) とは】
トロイの木馬などのマルウェアの侵入により攻撃者に遠隔操作されてしまう状態のPCのこと
ゾンビマシンになれば、迷惑メールの発信源やサイバー攻撃の踏み台に…
【キーロガー?Keylogger?とは】
マウスやキーボードなどから入力した文字情報を記録するソフトウェア・ハードウェア
キーロガー自体はマルウェアではないが、悪用して個人情報の窃取のために使われることも
過去にネットカフェのPCにキーロガーを仕込み、利用者が入力した個人情報を不正入手した事件も
【アドウェア?Adware?とは】
画面上に広告を表示するプログラム
無料アプリやフリーソフトをダウンロードした際に表示されることが多く、閲覧中に突然表示されるため迷惑だと思う人も多い
広告目的なので悪さはしないが、悪質なアドウェアもあり、スパイウェアとして動作するものもあるため注意する
『お使いのパソコンは危険です』と警告メッセージが表示されてインストールしても偽ソフトの可能性が
【ブラウザークラッシャーとは】
Webページを読み込んだ際に、ウィンドウが無限に開き続け閉じられなくなるなど異常動作を起こし、PCやスマートフォンに負荷をかける。いたずら目的
掲示板やSNSに書き込みがあるリンクをクリックすると被害にあう可能性も
他にもたくさんセキュリティ用語はありますがここまで
2018年もよろしくお願い申し上げます