宮崎ひでじビール、不正アクセスを受けクレジットカード情報が流出

宮崎ひでじビールにて不正アクセスを受け個人情報が流出。同社運営の「ひでじビールオンラインショップ」が外部からの不正アクセスを受け、顧客個人情報が流出した。

クレジットカード会社から、同社サイトを利用した顧客のクレジットカード情報流出懸念の連絡があり、カード決済を停止するとともに第三者調査会社による調査を行なった結果、2019年6月5日～2020年7月3日の期間に当該サイトで購入した顧客のクレジットカード情報の流出が確認された。

今回の不正利用はシステムの一部の脆弱性を突いた攻撃であることが判明した。同社サーバ上ではクレジットカード情報は保有しておらず、オンラインショップの偽カード情報入力画面が表示される不正プログラムが設置され、そこに情報入力することにより情報が盗まれる状態となっていた。

現時点では不正利用は確認されていない。同社は対象者にメールまたは書面にてお詫びとお知らせを行った。また、当該オンラインショップ内の注文画面で入力した住所や電話番号などの情報は流出していない。同社は顧客にクレジットカードの利用明細書に身に覚えのない請求項目がないか確認するよう呼び掛けている。