Oracleは四半期ごとの定例セキュリティパッチアップデートを公開した。今回のアップデートではDatabase ServerやCommunications、E-Business Suite、Financial Services、Fusion Middleware、Health Sciences 、Hospitality、Hyperion、Java Micro Edition、Java SE、JD Edwards 、MySQL、PeopleSoft 、Retail、Siebel CRM、Sun Systems Products Suite 、Supply Chain Products Suite、Support Tools、Virtualizationに存在する238件の脆弱性を修正した。また、IntelのCPUに存在するSpectreやMeltdownの脆弱性にも対応した。
このうち、Database ServeにはCVSSのベーススコア9.1が1件、Communications には9.8が5件、E-Business Suiteには9.1が2件、Fusion Middlewareに9.9が1件、9.8が3件、Hospitalityに9.1が1件、PeopleSoft Products に9.8が2件、Retail Applicationsに9.8が7件、Sun Systems Productsに10.0が1件、9.3と9.0が各1件、Supply Chain Productsに9.8が7件、Virtualization に9.8が1件存在する。これらの脆弱性が悪用されると、情報流出や改ざん、サービス運用妨害攻撃を受ける恐れがあるため、早急に修正プログラムを適用することが推奨されている。