警察庁、キャッシュレス決済サービスを悪用した不正引出に注意喚起

発表日時2020/10/14

キャッシュレス決済サービスで、金融機関の口座から身に覚えのない不正引出をされる被害が多発していることを受け、警察庁が注意を呼びかけている。
キャッシュレス決済サービスによる不正引出は、顧客の口座情報を元にキャッシュレス決済サービスのアカウントを開設して銀行口座と連携し、預金が不正引出される事案が多発している。
この不正出金はキャッシュレス決済サービスを利用していない顧客やインターネットバンキングを利用していなくても被害が確認されている。そのため自分の銀行口座に不審な取引がないか、取引先の銀行口座の利用明細を確認し、身に覚えのない取引があった場合には取引先銀行や警察などに相談するよう呼び掛けている。
また、この手口に乗じて、警察官を装うものから、あなたも被害に遭っているため口座を停止する必要があるとしてキャッシュカードの提出を求める電話も確認されているため、そのような詐欺手口にも被害に遭わないよう注意を呼び掛けている。