発表日時2020/10/9
大阪市にて個人情報を含む事故処理誤りを公表。同市にて、2020年8月21日から9月20日の間に取りまとめた個人情報に係る事務処理誤り等を公表した。当該期間中の報告件数は15件で、誤送付が3件、誤交付が7件、紛失が5件であった。
同市は、ルール(重要管理ポイント)を設定・遵守していたか否かを主な基準として、段階別に4つに分類し、かつ発生形態別(誤送付・誤交付など)に分類し、公表しており、今回公表分は、成績通知書を受験者に返却する際、誤って別の受験者に返却する予定であった合格通知を混入して返却、「固定資産税・都市計画税納税通知書送付先変更申出書」が所在不明と、ルールの未設定等により発生した事務処理誤りが2件、「特別定額給付金申請書」を交付する際、誤って同姓同名の別人の申請書を発行及び交付、「特定疾病療養受療証」を交付する際、誤って別人の受療証を作成及び交付、「個別の指導計画」を市立中学校の教員が児童に交付する際、誤って別の児童の封筒に封入及び交付などルール違反により発生した事務処理が10件、介護予防ケアマネジメント事業を委託している事業者が業務の一部を再委託している事業者において、誤って別人の契約書を交付、窓口業務を委託している事業者において、令和2年9月11日に「固定資産(家屋)評価証明書」及び「固定資産(家屋)公課証明書」を交付する際、誤って別人の証明書を作成して交付など、委託業務における事務処理の誤りが3件であった。
同市はお詫びともに再発防止に努めるとしている。