ISCのDHCP にサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性が確認された。影響を受けるのはDHCP 4.1.0 から 4.1-ESV-R15 、4.2.0 から 4.2.8、4.3.0 から 4.3.6 で、クローズされたOMAPI 接続のクリーンアップの処理を正しく行わない問題が存在しDHCPサーバで利用可能なソケットディスクリプタが枯渇する恐れがあり、その結果サービス運用妨害を引き起こす恐れがある。この脆弱性に対応したセキュリティパッチの公開予定はなく、今後公開されるメンテナンスリリースで対応する予定となっている。それまでの回避策として、 許可されていないユーザからの OMAPI 接続を禁止することでこの脆弱性の影響を軽減できる。