Adobe SystemsはAdobe Flash Playerに存在する未解決の脆弱性を突いたゼロデイ攻撃に対応した定例外セキュリティアップデートを公開した。 Windows、Macintosh、Linux、Chrome OS向けAdobe Flash Player 28.0.0.137とそれ以前のバージョンには2件の解放後使用の脆弱性が存在する。これらの脆弱性が悪用されると、システムを制御される恐れがある。北朝鮮の攻撃グループのTEMP.Reaperが関与していると思われるこの脆弱性を突いた攻撃が確認されていることを受け、同社が定例外アップデートとなる最新版Adobe Flash Player 28.0.0.161を公開した。Linux版以外は優先度が最も高い1となっており、早急なアップデートを推奨している。