Adobe SystemsはWindowsとMac向けにAdobe Acrobat 及び Readerの脆弱性を修正したセキュリティアップデートを公開した。
Acrobat DC/ Acrobat Reader DC (Continuous Track) 2018.009.20050とそれ以前、Acrobat 2017/Acrobat Reader 2017 2017.011.30070とそれ以前、Acrobat DC /Acrobat Reader DC (Classic Track) 2015.006.30394とそれ以前のバージョンには4件の解放後使用や領域外書込み、ヒープオーバーフロー、1件のセキュリティバイパスや8件の領域外読込みの脆弱性が存在する。これらの脆弱性が悪用されると特権昇格や任意のコード実行、リモートコード実行などの恐れがある。深刻度は領域外読込みはImportant以外はすべてCriticalとなっている。
同社はこれらの脆弱性を修正したAcrobat DC/ Acrobat Reader DC (Continuous Track) 2018.011.20035、
Acrobat 2017/Acrobat Reader 2017 2018.011.20035、Acrobat DC 2015.006.30413(Windows)/2015.006.30416(Mac)、Acrobat Reader DC (Classic Track) 2015.006.30413Windows)/2015.006.30416(Mac)を公開しており、優先度は2となっている。