NTT西日本のフレッツ v4/v6アドレス選択ツールに脆弱性が確認された。影響を受けるのはフレッツ v4/v6アドレス選択ツール の全バージョンで、アプリケーションおよびアプリケーションを含む自己解凍書庫に、インストールの際に意図しないDLLを読み込む脆弱性が存在する。この脆弱性が悪用されると、犯罪者が意図する場所に細工されたDLLファイルを何らかの方法で配置された場合に、ソフトウェアをインストールするときに任意のコードが実行される恐れがある。このツールは特定のアプリケーションがv4、v6アドレス切替機能を持っていない時代に作成されたもので、現在はOS・アプリケーション共に標準で当該機能を持っているため、このツールの公開を停止しており、PCにフレッツv4/v6アドレス選択ツールが保存されている場合には実行せずに削除し、新たにインストールしないよう呼び掛けている。