レンドマイクロの複数製品にDLL 読み込みの脆弱性が確認された。影響を受けるのは ウイルスバスター コーポレートエディション 11, XG、ウイルスバスター ビジネスセキュリティ 9.5、ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス、Trend Micro Endpoint Sensor 1.6、Trend Micro Deep Security 10.0、ウイルスバスター クラウド(月額版含む)で、ユーザモードフックモジュールにおけるDLLハイジャックの脆弱性が存在する。この脆弱性が悪用されると、他のアプリケーションのインストーラの実行権限で、任意のコードが実行される恐れがある。解決策として、ウイルスバスター コーポレートエディション 11, XG向けにウイルスバスター Corp. XG Critical Patch (ビルド 1775)、ウイルスバスター Corp. 11.0 Service Pack 1 Critical Patch (ビルド 6469)、ウイルスバスター ビジネスセキュリティ 9.5向けにPatch 1 (ビルド 1448)、Trend Micro Endpoint Sensor 1.6向けにUpdate 3 Critical Patch (ビルド 3107)、Trend Micro Deep Security 10.0向けに10.0 Update 5 が公開されている。なおウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス及び ウイルスバスター クラウド(月額版含む)向けは2017年9月23日及び12月7日に修正版が公開されている。