Googleはデスクトップ向けに最新版のChrome 65を公開した。今回公開されたのはChrome 65.0.3325.146で、Windows、Mac OS X、Linux向けに公開された。今回のアップデートでは45件の脆弱性に対応した。そのうち27件は外部研究者から報告された脆弱性で、FlashやBlinkに含まれる3件の解放後使用やV8に存在する競合状態、Skiaに存在するバッファオーバーフロー、共有メモリに存在する不適切な許可、V8に存在する型の取り違えや整数オーバーフローの9件の重要度がHighとなっている。その他オリジンバイパスやバッファオーバーフロー、ヒープバッファオーバーフロー、スプーフィング、情報漏えいなど、15件の深刻度Medium、クロスサイトスクリプティングなど3件の深刻度Lowの脆弱性に対応した。