Apache Software Foundation、Apache Struts2にサービス運用妨害の脆弱性を確認

  • 元記事:S2-056
  • 元記事:Apache Struts 2 の脆弱性 (S2-056 / CVE-2018-1327) について
  • HP:Apache Struts
  • 発表日時 2018/3/27

    Apache Struts2にサービス運用妨害の脆弱性が確認された。影響を受けるのはApache Struts 2.1.1 から 2.5.14.1で、Struts REST Plugin が使用するXStream ライブラリの処理に問題があり、この脆弱性が悪用されると、細工された XML リクエストの処理によりApache Struts 2 を使用しているアプリケーションの実行サーバにサービス運用妨害攻撃をされる恐れがある。解決策としてApache Struts2.5.16が公開されており、アップデートによりこの脆弱性は解消される。また、回避策としてXStream ハンドラの代わりに Jackson XML ハンドラを用いる事でこの脆弱性に対する影響を軽減できる。重要度はMediumとなっている。