コンテンツマネジメントシステムのWordPressは3件のセキュリティと25件のバグを修正したWordPress 4.9.5を公開した。今回のアップデートではWordPress 3.7 以降の全バージョンに対応している。また、WordPressのバージョン4.9.4とそれ以前のバージョンには3つのセキュリティ問題が存在し、早期にアップデートを実施するよう呼び掛けている。
WordPressのバージョン4.9.4以前にはSSL が強制されている場合に、ログインページのリダイレクトに安全なリダイレクトを使用するよう修正された他、デフォルトで localhost を同じホストとして扱わないように変更し、ジェネレータータグでバージョン文字列が正しくエスケープされていることを確認するよう変更された。
その他25件のバグ修正では、キャプションショートコードで以前のスタイルが復元されたほか、タッチスクリーンデバイスでクロッピングのサポート、 エラーメッセージなどの文字列のより明解化、アップロード中の添付ファイルのプレースホルダーの位置修正、REST API JavaScript クライアントのカスタムノンス機能のコードベース全体で一貫化、PHP 7.2 との互換性向上などを行った。なお、自動更新の有効化により自動アップデートされる。