Googleはデスクトップ向け安定版 Chrome 66をWindows、Mac、Linux版向けに公開した。今回公開されたのはChrome 66.0.3359.117で、66件の脆弱性に対応した。このうち34件の脆弱性がCVEベースの脆弱性で、Disk Cacheに含まれる2件の解放後使用の脆弱性が危険度Criticalとなっている。また、WebAssemblyやPDFiumに存在する解放後使用、Service Workerに存在するバイパス、Skiaに存在するヒープオーバーフロー、Service Workerに存在するPlug-inの不適切な処理、WebAssemblyに存在する整数オーバーフローの脆弱性の危険度がHighとなっている。その他Mediumの脆弱性16件、Lowの脆弱性10件に対応した。