- 元記事:当社のお客さま情報を不正に入手した他社への電気契約の切り替えや勧誘にご注意ください
- 元記事:電気小売営業におけるお客さま情報の不適切な取得について
- 元記事:当社委託先による不正アクセスなどの行為についてのお知らせ
- HP:東京電力エナジーパートナー株式会社
- HP:東京ガス株式会社
- HP:日本瓦斯株式会社
発表日時2021/7/7
東京ガスおよび日本瓦斯にて、東京電力エナジーパートナーと契約している顧客の電気契約情報を不正取得。東京電力エナジーパートナーは、顧客が契約情報や支払いに関する問い合わせ等をする際に利用している、同社ホームページのチャットサポート等から、東京ガスおよび日本瓦斯が不正に、電気契約に関する顧客番号・契約住所に割り当てられた供給地点特定番号・契約プラン・契約容量・電気使用量・請求金額等を入手し、東京ガスでは、最大327件の顧客に対し、保有しているガス契約の情報を元に、当該チャットサポートから不正取得した情報を使用し、電気契約を切り替える営業活動を実施しており、日本瓦斯では、営業委託先が16件の顧客に対し、顧客の同意なく電気契約の切り替えを行っていたことが確認された。
顧客から東京ガスに対し、他電気小売事業者に支払っている電気料金をなぜ知っているのかとの問い合わせがあり、調査を行ったところ、不正取得が発覚。日本瓦斯でも、ニチガスを利用している顧客からの連絡により、不正取得および不適切な申込手続きを行っていた事実が発覚した。東京電力では、当該チャットサポート等において、システム上の制限を講じること等で、同様の行為が起こらない状態に改修を行い、システムセキュリティにおける不断の強化に努めるとしており、東京ガスおよび日本瓦斯は、当該顧客に対しお詫びを行った。また、再発防止策として、東京ガスでは、東京ガスライフバルおよびエネスタ全店の管理者、営業担当者向けにコンプライアンス意識の醸成およびマニュアル遵守等を再徹底するとともに、電気小売営業において問題となる行為等に関する教育を実施するとしており、日本瓦斯では、個人情報の管理・情報セキュリティの強化に加えて、営業委託先の管理体制を見直し、個人情報の取扱いに関する注意喚起・違反時の厳正な対応を徹底するとしている。