オリエンタルコンサルタンツホールディングスにて、サイバー攻撃によるランサムウェア被害

発表日時2021/8/20、8/23、8/26

オリエンタルコンサルタンツホールディングスにて、サーバに対するサイバー攻撃によりランサムウェア被害。同社にて、グループの複数のサーバに対し、2回にわたり、サイバー攻撃をうけ、サーバに保管されていた業務関連データ等の多くがランサムウェアによる暗号化被害が発生した。

本件発覚後、サーバをシャットダウンし、アクセスできない状態にしているが、サーバ内に保管していた当該データの流出の可能性があるとしている。また、本件をうけ、業務を委託していた埼玉県、葛飾区、市川市において委託していた業務とデータについて公表を行った。埼玉県は、排水機場等維持修繕工事やボトルネック解消推進工事に係る業務など計5件の業務、葛飾区では、民間施設の浸水対応型拠点建築物化検討に関する業務や金町駅北口周辺地区基盤整備推進計画案策定支援に関する業務など計4件、市川市では、地域コミュニティゾーン実施設計業務委託、同市観光振興ビジョン策定業務委託の2件であった。同社は、現在も、復旧に向け調査及び対応を進めているため、被害状況や対応策等については、調査が進み次第公表するとしている。