日本年金機構、別人の情報を誤印刷した通知書を送付

会社名 日本年金機構
株式情報 非上場
漏洩種別 流出
漏洩対象 書類
漏洩場所 社外
漏洩内容 基礎年金番号/振込額/振込先金融機関情報など
漏洩件数 不明 975,065件(2021年10月13日追加)
漏洩日時 不明
発表日時 2021/10/6

日本年金機構にて通知書の誤印刷により別人の情報を誤送付。同機構にて介護保険料等の特別徴収額変更のための年金振込通知書を送付した際に、愛知県、三重県、福岡県の一部の住民の年金振込通知書の記載内容が別人の「年金振込通知書の送付理由」、「年金の制度・種類」、「基礎年金番号・年金コード」、「振込先金融機関及び支店」、「令和3年10月から令和4年4月までの年金支払額・年金から特別徴収する保険料等・所得税額および復興特別所得税額・控除後振込額」「前回支払額」などの内容が記載された状態で印刷され、送付されていたことが判明した。

同機構は早急に正しく印刷しなおした年金振込通知書を送付するとしている。また、10月15日支払い分年金は正しい金額にて支払いを行う。なお、印刷内容に個人名は印刷されていない。同機構は受け取った通知書について、別途返信用封筒を送るので封筒に入れて返信するか、廃棄するよう依頼している。

日本年金機構にて通知書の誤印刷された通知書が送付された件で、その後の調査で誤印刷による誤った年金振込通知書が975,065件あったことが判明した。対象となるのは愛知県、三重県、福岡県の他和歌山県、奈良県でも誤印刷があった。今後対象者に年金振込通知書の返送用封筒を送付する。(2021年10月13日追加)