WordPress 用プラグイン Ultimate Memberに複数の脆弱性が確認された。影響を受けるのはUltimate Member 2.0.4以前のバージョンで、クロスサイトスクリプティング、ショートコード機能におけるディレクトリトラバーサル、任意のファイルアップロード 、AJAX機能におけるディレクトリトラバーサル、Forms 画面におけるアクセス制限不備、Role の処理に起因するアクセス制限不備の脆弱性が存在する。これらの脆弱性が悪用されると、任意のスクリプト実行や任意のファイルへのアクセス、任意の画像ファイルアップロードで意図しないファイルの授受、サーバ内の任意のファイル削除、新規フォームの追加、他のユーザのプロフィール編集などの恐れがある。解決策として最新バージョンのUltimate Member 2.0.16が公開されており、アップデートによりこれらの脆弱性は修正される。