- 元記事:保有個人情報開示時の個人情報の漏洩について
- HP: 三重県
会社名 | 三重県立こころの医療センター |
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株式情報 | 非上場 |
漏洩種別 | 流出 |
漏洩対象 | 紙(書類) |
漏洩場所 | 社外 |
漏洩内容 | 氏名 |
漏洩件数 | 1件 |
漏洩日時 | 2021/9/24 |
発表日時 | 2021/10/12 |
三重県立こころの医療センターにて、誤開示により患者情報が流出。同院にて、患者へ保有個人情報開示請求にかかる開示を行った際、誤って他の患者の個人情報が記載された書類が混入された状態にて交付した事案が2件判明した。
1件目は、請求者へ保有個人情報開示決定を行った複写文書を送付を行ったが、後日請求者より、他の患者に関する書類が混入されている旨の連絡を受け、調査を行った結果、本件が発覚。原因は、患者記録の整理を行った際に、当該患者情報を誤って請求者の記録に綴ってしまい、開示時に個人を特定する情報がなかったことから、気づかずに開示したことが原因である。
2件目は、1件目の事案をうけ、過去5年間の全保有個人情報開示案件を調査したところ、開示手続きの際に患者の氏名が記載された心電図データが混入したまま開示していたことが発覚した。当該データは、複数人の情報をまとめ1冊に製本しており、開示手続きの際に誤って他の患者データをコピーしていたことが原因である。
同院は、当該患者にお詫びを行うとともに、開示請求者に対しお詫びと当該書類の回収を行った。また、今後は他の患者情報が混入しないよう、患者単位で整理および保管を行い、開示時には、複数名で確認を行うとしている。