発表日時2021/10/28
BBソフトサービスにて、2021年9月度のインターネット詐欺リポートを公表。同社によると、ECサイト事業者をかたるフィッシング詐欺サイト数は、前月と比べ2.7倍増加し、1,453件確認された。主な手口は、ブランド名を装ったメールやSMSから、偽のログインサイトに誘導し、ログイン情報や個人情報を窃取するという手口であり、悪用されていたブランド名は、「Amazon」が最多で、「ヨドバシカメラ」や「楽天」とECサイト事業者が増加している。また、「ETC利用照会サービス」を装ったフィッシングも確認されている。
同社は、メールやSMSで届いたURLではなくブックマークやweb検索からアクセスをすること、個人情報やクレジットカード番号の入力を依頼するメールやSMSに注意し、ログインIDやパスワードの使いまわしを控えるなど、フィッシング詐欺に注意を呼び掛けている。