D-Link、ルータ「DIR-620」に複数の脆弱性が確認された。DIR-620にはOSコマンドインジェクション、ハードコードされたtelnetのアカウント情報の取得、クロスサイトスクリプティング、ISP向けアカウント情報のハードコードの脆弱性が存在する。この脆弱性が悪用されると、バックドアとして攻撃者にデバイスのWebパネルにアクセス可能となり、さらにデバイスの所有者がこのアカウントを無効にすることが不可能となる。なお、こちらの製品のサポートは終了しているため、解決策はなく、回避策として、ルータがWANインターフェイスに管理パネルを公開しないようにしてインターネットのどこからでもアクセスできるようにすることでこの脆弱性に対する影響を軽減できる。