マイクロソフトは6月の月例セキュリティ更新プログラムを公開した。今回アップデートの対象となるのは、Internet Explorer、Microsoft Edge、Microsoft Windows、Microsoft Office、Microsoft Office ServersおよびWeb Apps、ChakraCore、Adobe Flash Playerとなっている。今回の月例パッチでは「緊急」が11件、「重要」が39件の合計50件の脆弱性が修正された。深刻度「緊急」ではWindows DNSAPIに存在するリモートコード実行、の他、スクリプトエンジンやMicrosoft Edgeに存在するメモリ破損などとなっている。深刻度「重要」ではMicrosoft Edgeに存在する情報漏えいやIEに存在するメモリ破損や機能バイパス、WindowsやNTFSなどに存在する特権昇格など39件に対応した。