島根大学にて教員がフィッシングメールの被害。同大にて、複数の教員が受信したフィッシングメールを受信し、同大の利用しているメールサービスのサインイン画面に酷似した偽サイトにログインしたことによる被害が発生した事案が2件確認された。
1件は、フィッシングメールを受信した職員がメール内のサイトにアクセスして偽メールサービスにログインしたことによりパスワードが盗取された。これによりメールアカウントが乗っ取られ、迷惑メール送信の踏み台となり大量の迷惑メールが送信された。
もう1件は同大の利用しているメールサービスの障害を装った偽メールのサインインページでログインした教職員のアカウントが、意図せずメールが外部に転送されていたことによりメールアドレスなどの個人情報が流出した。現時点では今件による情報の悪用などは確認されていない。