ISC BIND の一部のバージョンに再帰的クエリが不適切に許可される脆弱性が確認された。影響を受けるのは、BIND 9.9.12、BIND 9.10.7、BIND 9.11.3、BIND 9.12.0 から 9.12.1-P2、BIND the development release 9.13.0、BIND 9.9.12-S1、BIND 9.10.7-S1、BIND 9.11.3-S1、BIND 9.11.3-S2で、再帰的クエリが不適切に許可される脆弱性が存在する。この脆弱性が悪用されると、他のサイトに対するDNS リフレクタ攻撃への悪用やネームサーバのキャッシュ状況を外部からの取得をされる恐れがある。軽減策として、named.confでACLを明示的に指定することでこの脆弱性の影響を軽減できる。