サイバーセキュリティ対策の強化について関係7省庁が注意喚起

発表日時2022/3/1

サイバーセキュリティ対策の強化について関係7省庁が注意喚起。経済産業省・金融庁・総務省・厚生労働省・国土交通省・警察庁・内閣サイバーセキュリティセンターは連名で、サイバー攻撃事案のリスクが高まっているとして、政府機関や重要インフラ事業者をはじめとする各企業・団体をはじめ各企業に適切なセキュリティ対策を実施するよう注意を呼び掛けている。

リスク軽減のための措置として、パスワードの見直し、アクセス権限の確認や多要素認証の利用、不要なアカウントの削除等の強化のほか、脆弱性悪用を防ぐためにセキュリティパッチを適用すること、また、サーバ等における各種ログの確認、通信の監視および分析やアクセスコントロールを再点検するなど、インシデントの早期検知を呼び掛けている。

万が一インシデントが発生した場合に備え体制を整え、発生時に情報流出等の被害が発生していなかった場合でも、不審な動きを検知した場合は、早期対処のために速やかに所管省庁、セキュリティ関係機関に対して連絡を行うよう呼び掛けている。