会社名 | 横浜市 |
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株式情報 | 非上場 |
漏洩種別 | 流出 |
漏洩対象 | 防犯カメラ/ハードディスクレコーダー |
漏洩場所 | 社外 |
漏洩内容 | 映像 |
漏洩件数 | 不明 |
漏洩日時 | 2022/1/31 |
発表日時 | 2022/4/28 |
横浜市立小学校の防犯カメラレコーダー映像が転売で流出。横浜市立長津田第二小学校に設置している防犯カメラ2台の取替工事を電機会社が行った際に、カメラ及びレコーダーを持ち帰り、別の事業者に廃棄を依頼したが、委託先廃棄業者は再利用可能として、データを消去せずにインターネットオークションに出品したことにより個人情報が流出した。
当該レコーダーの落札者から、市内の学校を撮影したと思われる映像が残っている旨の問い合わせ連絡が教育委員会にあり、流出が発覚。本来記録媒体を処分する際には、職員が記録媒体の破壊またはデータ消去の完了まで立ち会う規定になっていたが、ハードディスク内の映像消去を確認することなく、事業者に処分を依頼していたことが判明した。また、処分方法についても事業者に明確な指示を行っていなかった。同校が事業者に連絡して落札者から当該レコーダーを回収し、職員立会いのもと当該レコーダーの初期化及びハードディスクの破壊処理を行った。なお、落札者以外に当該映像を閲覧した者はおらず、落札者以外への画像流出はないとしている。
今後は、情報システム機器の廃棄の際の映像削除や初期化、及び処理方法の明確な取り決めについて市内学校に周知徹底し、個人情報の取り扱いの研修などにより意識向上を図るとしている。