データを暗号化して復旧のために身代金を要求するランサムウェアとは違う新しいランサムウェアをキャノンITソリューションズが確認した。同社によると、金銭の支払いの代わりに、回復コードの入力か、1時間のゲームプレイを条件にゲームのプレイを強要する「PUBGランサムウェア」が確認された。PUBGランサムウェアは難読化など行われていない単純な構造のランサムウェアで、回復コードを入力することでファイルの復号化が可能となっている。これはジョークとして作成されているが、ファイルのデータが欠損し、復号できないケースも見られるほか、他攻撃者によってコードを流用される恐れがあると指摘されている。