Appleは複数のApple製品に存在する脆弱性を修正したセキュリティアップデートを公開した。
iOS 11.4では、Kernelに含まれるメモリ破損や入力のサニタイズ処理など3件やWebKitに含まれるメモリ破損やクロスオリジンなど12件の脆弱性やセキュリティに関する脆弱性など5件の他、競合状態やサービス運用妨害、バッファオーバーフローなど合計35件の脆弱性に対応した。
macOS High Sierra 10.13.5ではKernelに含まれるメモリ破損や入力のサニタイズ処理など4件やセキュリティに関する脆弱性5件など合計32件の脆弱性に対応した。更に、Safari 11.1.1で、別途13件脆弱性に対応した。
Ubuntu 14.04用のSwiftでは、特定のバージョンの Swiftに、ライブラリが書き込み権限と実行権限付きで読み込まれるという脆弱性に対応した。
その他iTunes 12.7.5 for WindowsやiCloud for Windows 7.5やtvOS 11.4では、バッファオーバーフローによる権限昇格のほかKernelに含まれる複数のメモリ破損や入力のサニタイズ処理、Webkitに含まれる多数のメモリ破損を修正し、watchOS 4.3.1でも複数の脆弱性やバグ修正を行った。