広島県、委託先のデータ誤送信で個人情報が流出

会社名 広島県
株式情報 非上場
漏洩種別 流出
漏洩対象 SMS
漏洩場所 社外
漏洩内容 氏名/住所/電話番号/保険者番号
漏洩件数 5件
漏洩日時 2022/8/19
発表日時 2022/5/30

広島県の委託先にて個人情報データの誤送信により個人情報が流出。同県が設置している新型コロナウイルス感染症軽症者用宿泊療養施設業務の運営委託先JTB広島支店にて、宿泊療養施設で療養者がオンライン診察を円滑に受けることができるよう施設スタッフが健康保険証の写真を携帯端末で撮影し、診察で健康保険証情報が必要な際に端末で確認していたが、保健医療班及び生活支援班の携帯端末で健康保険証の情報共有のためSMSにてファイル送信を行っていた際に、誤って迷惑メールの発信元携帯番号送信していたことにより個人情報が流出した。

送信先携帯端末を持っているスタッフに画像の読み取りが可能か確認したところ、画像ファイル受信していなかったことが発覚。確認した結果、迷惑メッセージの発信元の携帯番号に送信していたことが判明した。また、遡って確認したところ、別の日に1件ずつ、合計5件の誤送信が判明した。

同社は対象者に状況説明とお詫びを行い、悪用される可能性を考え、被害にあった場合の警察への連絡や個人情報信用機関への申告、保険証発行元への連絡を依頼した。今後、関係各所と連携をとり、被害防止に向けたサポートを行うとしている。