発表日時2022/3/3
那須南病院にてEmotet感染により関係者を装った不審メールが送信。同院にて、院内ネットワークに接続している事務処理用のPC1台がマルウェア「Emotet」に感染し、関係者を装った不審メールが同院とは全く無関係なサーバーより送信されていることが確認された。
当該PCのウイルスチェックを行った結果、感染が発覚。感染経路は現在調査中であり、当該PCから漏えいした可能性のある情報の把握が困難な状況であるが、不審メールの内容からみて、当該PCのメールソフトに残っていた送受信者の情報が漏えいしていると考えられる。同院は、不審メールを受け取った場合は送信元のメールアドレスが同院が利用しているドメイン(~@minaminasukouiki.jpもしくは「~@nasuminami-hosp.karasuyama.tochigi.jp)になっていることを確認し、ドメインが異なる場合はメールに記載されているURLや添付ファイルをクリックしないよう注意を呼びかけている。なお、電子カルテの診療情報システムは閉鎖ネットワークを利用しているため、本件の影響はないとしている。