甲南大学にて学内ネットワークがマルウェア感染。同大にて学内ネットワークにおいてマルウェア検出し、パソコン実習室等のPC 393件のマルウェア感染が確認された。
7月11日に教育係ネットワークにおいて実習室のプリンタが使えない等の事象があり、確認した結果、マルウェア感染によるものであることが判明。当該マルウェアは、一般的なセキュリティ対策ソフトでは検知・駆除できないものであり、セキュリティ対策ソフトウェア会社に検知及び駆除の依頼を行い、感染端末の駆除を完了した。
調査の結果、ネットワーク内部で拡散する機能及び、仮想通貨のマイニングマルウェアであったこと、教員研究室に設置されているPCから侵入の痕跡があったことが判明した。現時点において、同大教職員、学生、外部からの感染報告はされておらず、また外部との通信記録やマルウェアの種類から個人情報の流出の可能性は低い。