- 元記事:住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付における個人情報を含むUSBメモリーの紛失について
- 元記事:個人情報を含むUSBメモリー紛失事案についての市長メッセージ
- 元記事:個人情報を含むUSBメモリーの紛失事案について
- 元記事:住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付における個人情報を含むUSBメモリの紛失に関する報告の修正について
- HP:尼崎市
- HP:BIPROGY
会社名 | 尼崎市 |
---|---|
株式情報 | 非上場 |
漏洩種別 | 紛失 |
漏洩対象 | USBメモリ |
漏洩場所 | 社外 |
漏洩内容 | 氏名/住所/生年月日/口座情報 |
漏洩件数 | 989,832件 |
漏洩日時 | 2022/6/21 |
発表日時 | 2022/6/23 |
尼崎市にて委託事業者が個人情報を含むUSBメモリを紛失。同市にて、住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付業務を委託しているBIPROGY株式会社関西支社の関係社員が、個人情報を含む46万517人分の全市民の住民基本台帳の情報および36万573件の住民税に係る税情報、令和3年度分7万4,767世帯分、令和4年度分7,949世帯分の非課税世帯等臨時特別給付金の対象世帯情報、1万6,765件の生活保護受給世帯、6万9,261件の児童手当受給世帯の口座情報が記録されたUSBメモリを紛失した。
同関係社員はコールセンターでのデータ移管作業の為、当該USBメモリを同市市政情報センターから持ち出したが、作業完了後に飲食店に立ち寄り、その後当該USBメモリが入った鞄の紛失が発覚。紛失発覚後、捜索したが発見には至らず関係警察署へ遺失物届を提出し、同委託企業より同市へ報告を行った。本件の原因として、同市から事業所外でのデータ処理の許可は得ていたが、電子記録媒体で個人情報データを運搬することに関しては許可を得ておらず、運送会社のセキュリティ便を利用せずに個人で持ち歩いたこと、また、作業完了後に当該USBメモリからデータ削除を行わなわずに所持したまま食事や飲酒をし紛失したことが原因であるとしている。なお、当該USBメモリは暗号化処理を行っており、現時点において外部への流出は確認されていない。同市は、本件の経過についてはホームページにて案内を行うとしている。
尼崎市の業務委託先事業者BIPROGYが個人情報を含むUSBメモリを紛失した件で、6月24日に当該USBメモリが無事発見された。同委託先によると、当該社員は帰宅途中に酒に酔って路上で寝てしまったところ、USBメモリ入りカバンが紛失した。翌朝一人で捜索したが発見できず、吹田警察署に紛失届を提出。警察官とともにスマートフォンの位置情報を手掛かりに捜索した結果、マンション敷地内にて当該USBメモリ入りカバンが発見された。当該USBメモリのパスワード変更などの形跡はないが、USBメモリ内の情報漏えいの有無については関係機関とともに調査を進めていくとしている。(2022年6月24日追加)
尼崎市の委託先BIPROGYにて関係社員がUSBメモリを紛失した件で、受託していた業務の一部を株式会社アイフロントに再委託していた。当初、USBメモリを紛失した関係者は協力会社の従業員としており、その後再委託先がアイフロントであることを公表していたが、実際にはアイフロントからの委託先従業員であったことが判明し、内容を訂正した。具体的な企業名は個人の特定に繋がる恐れがあるとして公表を控えるとしているが、あくまでも今回のUSBメモリ紛失の責任はBIPROGYであるとしてお詫びしている。(2022年6月26日追加)