山口フィナンシャルグループ、3銀行で書類誤廃棄による紛失が発覚

会社名 株式会社 山口フィナンシャルグループ
株式情報 上場
漏洩種別 紛失
漏洩対象 紙(帳票)
漏洩場所 社外
漏洩内容 住所/氏名/生年月日/口座情報
漏洩件数 40,678件
漏洩日時 不明
発表日時 2022/6/22

山口フィナンシャルグループにて書類誤廃棄により紛失したことが発覚。同グループの山口銀行、もみじ銀行、北九州銀行にて顧客個人情報含む書類が誤廃棄などにより紛失したことが発覚した。

各店舗で保管している保険申込関係帳票の電子化作業を行った際に、一部店舗にて帳票の誤廃棄による紛失が発覚。また、当該書類を捜索している際に金融商品仲介関係帳票の紛失も発覚した。さらに一部の店舗で実施した社内監査で受取書綴りの紛失が発覚し、帳票の保管状況の調査を全店にて実施したところ、多店舗でも同様の書類紛失が判明した。

紛失した書類は、保険申込関係帳票が山口銀行の30店舗で1031件、もみじ銀行32店舗で213件、北九州銀行の9店舗で366件の紛失が発覚。金融商品仲介帳票は山口銀行の27店舗で8770件、もみじ銀行23店舗で55件、北九州銀行の8店舗で343件の紛失、受取書綴り山口銀行の17店舗で47冊2,350件、もみじ銀行の22店舗で704冊32,200件、北九州銀行3店舗で5冊250件の紛失が判明した。

これらの紛失書類は、同社グループの帳票類保存規定の誤認識により誤って誤廃棄した可能性が高く、情報の外部流出の可能性は低いとしている。現時点では情報流出や悪用などは確認されていない。