発表日時2022/6/24
室蘭工業大学にてマルウエア感染により大量のスパムメールが送信された。同大にて教職員3名が利用しているパソコンがEmotetらしきマルウエアに感染し、認証情報が盗取された。これにより、同大のメールサーバから大量のSPAMメールが送信された。
マルウエア感染発覚後、当該PCで使用していたユーザ認証情報を変更して、メールの不正送信を停止するとともに、PCをネットワークから切り離し、マルウエアの駆除などを行った。
現在情報流出などの被害については調査中であるが、1代目のPCからは2022年4月15日～4月24日にかけて約5,300件、2台目のPCからは2022年4月28日～5月8日にかけて約1,600件、3台目のPCからは2022年6月4日に約1,400件の迷惑メールが送信された。
同大の「～@***.muroran-it.ac.jp」のアドレスから不審なメールが届いた場合には添付ファイルやメール内に記載されているURLにアクセスしないよう呼び掛けている。