| 会社名 | 量子科学技術研究開発機構 |
|---|---|
| 株式情報 | 非上場 |
| 漏洩種別 | 紛失 |
| 漏洩対象 | USBメモリ |
| 漏洩場所 | 社内 |
| 漏洩内容 | 氏名/生年月日 |
| 漏洩件数 | |
| 漏洩日時 | 2022/9/30～10/12 |
| 発表日時 | 2022/10/18 |
量子科学技術研究開発機構にて患者個人情報含むUSBメモリを紛失。同機構QST病院にて、医師が病院内の共有電子カルテ端末で３件の死亡報告書を作成してUSBメモリに保存したが、その後USBメモリを接続した状態で外来診療のために離席していたところ、患者個人情報含むUSBメモリが紛失した。
当該医師が外来診療から戻って共有電子カルテ端末を確認したところ、当該USBメモリが見当たらなかったことから紛失が発覚。その後医師が捜索をしたが発見できず、病院に報告を行った。当該USBメモリは端末間でのデータ移行のために個人に貸与されていたものであったが、当該医師は院の内部規定に反して、当該USBメモリ内の情報の暗号化を行っておらず、データ移行後のデータ消去も行っていなかった。同院は盗難の可能性もあるとして千葉北警察署に被害届を提出した。
同院にて患者個人情報含むUSBメモリが紛失した件で、同院での再発防止策として職員への講習会実施やセキュリティ意識の向上、セキュリティ機能付きUSBメモリの利用やパソコンの利用履歴管理、居室の入退室の電子管理や監視カメラの増設や施錠などを徹底するとしている。また、同院は郵送可能な対象の患者にお詫び状を発送した。（2022年11月11日追加）