発表日時2023/1/11
個人情報保護委員会は、破産者個人情報の保護に関する法律に反して破産者の個人情報を掲載しているウェブサイトの運営者を刑事告発した。当該サイトには本人の同意なく破産者の氏名や住所などの個人情報をグーグルマップ上に表示し、情報を削除するには暗号資産での支払いが要求されていた。
同委員会は当該運営者に対し、本人の同意なしに個人情報を掲載することは個人情報保護法に反するとして個人データの提供を停止するよう命令を発出したが、その命令に対する措置が取られなかった。当該サイトは海外サーバを利用しており、具体的な運営者は特定できておらず、さらにサイトも閉鎖されていない状態となっており、運営者不明の状態で告発した。