- 元記事:個人情報を保存したUSBメモリの紛失について
- HP:岩手医科大学付属病院
会社名 | 岩手医科大学付属病院 |
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株式情報 | 非上場 |
漏洩種別 | 紛失 |
漏洩対象 | USBメモリ |
漏洩場所 | 社内 |
漏洩内容 | 氏名 |
漏洩件数 | 1,894件 |
漏洩日時 | 2022/10/5 |
発表日時 | 2023/2/2 |
岩手医科大学付属病院にて個人情報含むUSBメモリを紛失。同院薬剤部内にて薬剤師が会議の統計資料作成のため、 複数の薬剤投与を行った患者の薬剤治療実施患者リスト含む資料を作成後にUSBメモリに保存し、クリアファイルに入れて机に置いたまま帰宅したが、休日など挟んだ休み明けに机上からなくなっており、所在不明となった。
紛失発覚後、当該薬剤師は上司に報告したが、本来個人情報を含む場合は5日以内に報告が義務付けれられていたが、当該薬剤師はUSBメモリに個人情報が入っていることを報告しておらず、上司も個人情報の有無を確認していなかったため、約2か月半後に個人情報が含まれている事を把握した。さらに、職員間でも情報共有の不備により、病院長への報告はその1か月後となり、個人情報含むUSBメモリの紛失を把握したのは紛失から約3カ月後であった。
なお当該USBメモリは院の指針にある暗号化機能付きのもので、パスワードロックがかけられており、現時点では個人情報の悪用などは確認されていない。また、当該USBメモリを紛失した薬剤部は、学外者立入禁止区域となっており、IDカード認証による入室管理となっているため、関係者以外の情報の持出しの可能性は低く、誤って誤廃棄された可能性もある。