ISC BIND 9 にサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性が確認された。影響を受けるのはBIND 9.7.0 から 9.8.8、BIND 9.9.0 から 9.9.13、BIND 9.10.0 から 9.10.8、BIND 9.11.0 から 9.11.4、BIND 9.12.0 から 9.12.2、BIND 9.13.0 から 9.13.2で、deny-answer-aliases機能を有効にしている場合にのみnamedにおいて、INSIST Assertion Failure が発生しnamedが停止する恐れがある。解決策として、9.9.13-P1、9.10.8-P1、9.11.4-P1、9.12.2-P1が公開されており、アップデートによりこの脆弱性は修正される。またdeny-answer-aliases機能を無効にすることで脆弱性の影響の回避が可能である。