発表日時2023/3/22
三井住友信託銀行をかたるフィッシングが確認され、三井住友信託銀行やフィッシング対策協議会が注意を呼び掛けている。取引目的開示や取引目的等の確認の依頼などの件名のメールが確認されている。
内容は、犯罪収益移転防止法に基づいた取引目的の確認として、記載されたリンクにアクセスして質問に回答するよう促す内容で、一定期間確認しないと口座取引を一部制限するとしてアクセスを要求している。記載されたURLにアクセスするとインターネットバンキングのログイン画面が表示され、口座情報や会員ログイン情報などの入力を求められる。
同行によると、配信元メールアドレスがservise@smtb.jpとなっていることが多いが、同行が配信しているメールアドレスとは異なっている。記載されているURLも不審なサイトに遷移するため、このようなメールを受信してもサイトにアクセスしたり、会員情報などを入力しないよう呼び掛けている。