ギンポーパック、不正アクセスを受けランサムウェア被害

発表日時2023/3/24

ギンポーパックにて不正アクセスによりランサムウエア被害。同社にて2023 年 3 ⽉ 3 ⽇から 4 ⽇にかけて、同社業務システムが障害を検知したため、確認したところ、社内サーバ内に格納されているファイルが暗号化されていたことから不正アクセスによるランサムウエア被害を確認した。

不正アクセス発覚後、直ちにインターネット接続を遮断してPCの使用を停止し、被害拡⼤防⽌措置を講じた。不正アクセスにより現在基幹システムは使用できないが、⼯場の⽣産機能やメール通信は問題なく、製品の製造・供給は継続可能となっている。

同社は現在外部専⾨業者や弁護⼠等専⾨家の助言のもと、原因特定や被害情報、情報流出の有無などの調査を行うとともに、紙ベースでの⽣産依頼受注や精算、発送などの工程を滞りなく⾏える体制を整え、復旧作業を行っている。また、個⼈情報保護委員会に報告、警察などと連携を⾏っている。

個人情報流出の有無については現在調査中であるが、漏えいの可能性のある情報の範囲は明らかになっていない。また、⽣産機能に問題はないが、完全復旧には1〜2か⽉程度かかる見込みとなっており、引き続き復旧作業を進めるとしている。