発表日時2023/4/3
新潟医療福祉大学にて不正アクセスを受けサイトが改ざん。同大のウェブサイトが外部からの不正アクセスを受け、サイトが改ざんされた。同大によると、2023年4月1日に当該サイトに不正アクセスの可能性があることが確認されたため、サイトを閉鎖して調査を行った結果、ウェブサイトを更新するシステムのCMS(Contents Management System)に外部からの不正アクセスを確認した。
この不正アクセスにより、ウェブサーバ内のファイルが書き換えられ、4月1日(土) 20時51分 ~22時10分の間にサイトにアクセスすると悪意ある不正サイトに自動的に誘導される状態となった。現時点では不適切なサイトが表示されたという報告はなく、被害も確認されていない。
同大はアクセスログを解析して原因となったCMSの脆弱性を特定し、対策を実施するとともにウェブサーバーのウイルスチェックや復旧作業を行った。当該サイトでは個人情報の取り扱いはないため、流出はない。
上記期間中にサイトにアクセスした場合には、セキュリティソフトを最新の状況にしてウイルスチェックを行うよう呼び掛けている。