東京海上ホールディングス、委託先での不正アクセスで個人情報が流出の恐れ

会社名 東京海上ホールディングス株式会社
株式情報 上場
漏洩種別 流出
漏洩対象 システム
漏洩場所 社外
漏洩内容 氏名/メールアドレス
漏洩件数 約 1,300 件
漏洩日時 2023/6/9
発表日時 2023/3/8

東京海上ホールディングス及び東京海上日動あんしん生命保険にて委託先での不正アクセスにより個人情報が流出の恐れ。同社にて利用している「メール誤送信対策サービス」の委託先である富士通株式会社のシステムが不正アクセスを受けたことにより、同社が送信したメールデータの一部が外部に流出の恐れがあることが発覚。

富士通からの報告で判明した。富士通はFENICS インターネットサービスを構成する一部ネットワーク機器に不正な通信やプログラム亜動作していたことが発覚しており、当該ネットワークを通過した同社の送信メールが外部から窃取可能な状態になっていた。不正アクセス発覚後、富士通は必要な対策を実施済みであるが、同社は対象期間にサービスを利用して外部に流出した可能性のある約 1,300 通のメールを特定し、対象者に通知を行った。

東京海上ホールディングスにて使用している「メール誤送信対策サービス」の委託先富士通株式会社のシステムが不正アクセスを受け、送信メールデータの一部が外部から窃取可能であった件について、連絡のつかない送信先があるとして、同社にて改めてお知らせを行った。情報流出の恐れのあるデータは同社から送信したメールに含まれる氏名とメールアドレスになっている。富士通では必要な対処を実施済みで、現時点では個人情報の悪用などは確認されていないとしている。(2023年6月15日追加)