住宅金融支援機構、フロア移転時に顧客情報を誤廃棄

住宅金融支援機構にて、顧客情報が記載された書類が所在不明。同社にて、2023年4月14日から17日にかけてフロア改修工事に伴うフロア移転の引っ越しを行った際に、機構内に保管していた適合証明業務に関する整理簿が綴られたファイル21冊を紛失した。

引越搬入の直後に書類を確認したところ、書類の一部が見当たらなかったことから紛失が発覚。紛失発覚後、事務所内の捜索を行ったが発見できなかった。当該書類は、外部に持ち出された形跡はなく、廃棄処分品として償却廃棄された可能性が高いため、顧客情報が外部へ流出した可能性は低いとしている。現時点では情報の悪用や今件に関する問い合わせなどは確認されていない。